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農業複合施設~kasugai~に掛ける思い②

その大きな建物をkasugai(かすがい)と名づけました。

佐久市春日(かすが)という地域に根ざし、
「都会の人」と「地域の人」と「農に携わる若者たち」などをつなぐ働きを持つ、
いわば「かすがい」のような存在になってくれればとの思いからです。

kasugaiは長期滞在者がプライバシーを確保できる個室(4部屋)、
短期滞在者が交流を深めることのできるドミトリー(2部屋)、
家族連れの利用に適したゲストルーム(1部屋)を備えます。

またkasugaiの一角には直売コーナーを造って、
春日温泉に来たお客さん等が気軽に立ち寄れる、
無農薬野菜&体験型直売所にする予定。

これから地元の大工さんとタッグを組んで、
プロにお願いする部分と自分たちでやっていける部分を分けて1月から手をつけていく予定です。
(進行状況は追って報告します。)
4月上旬位までにはそれなりに形にしておきたい所です。
泊まり部屋を一部屋確保したら、家づくりボランティアの募集をかけようか。

またこれを機に家づくりの技術も蓄積していきたいですね。
春夏秋の農作業、冬の家づくりという風に、季節に応じて仕事を分け、
毎年毎年メンバーの家を自作していくと、できるだけお金をかけない持続可能な暮らしに近づきます。

オーストラリアのような大規模なパーマカルチャーは無理だけど、
地域という単位で仲間と一緒に少しずつパーマカルチャー的暮らしに近づけていくことはできる。

「自然と共に生きる知恵ある暮らし」の技術をストックして体系づけられたら面白いだろうな。

久松農園での2泊3日

こんばんは、いっしーです。

19日から21日まで、茨城県の久松農園さんに、WWOOF(短期研修)という形でお邪魔してきました。
今回の目的は有機多品目野菜の個人宅配で軌道に乗せている方の現場を実際に見て学ばせていただくことです。

19日朝、友人Kと合流
  昼、久松農園へ
  午後、人参の葉きり、里芋の土落とし
  夜、みんなで夕食

20日午前、畑や機械の説明、里芋の選別
  昼、友人K帰宅
  午後少し里芋の選別

21日午前、春菊の収穫、葉物野菜の調整
  午後3時、帰路につく

…とこんな感じの2泊3日だったのですが、期待していた通り、実りの多きものとなりました。

太陽熱消毒、機械の使い回し、畑育苗、米ぬか施肥、品種の選定、宅配の考え方など
教えていただいた話は多岐に渡り、さすが理論有機農家久松さんならではのお話でした。


今回篤農家・先進農家での研修(モデリング)はとても有意義な活動だと改めて実感しました。
既に欲しい結果を出している人と接し、その人のやり方を見て、そこから学ぶ。
また結果を出している場面を体験できるので、自分に当てはめた場合のイメージも沸きやすくなります。

そうすることで、独力で試行錯誤しながら進むよりもかなり早い速度で結果を出せると思う。


持っている知識・技術を惜しげもなく教えて下さった久松さんには本当感謝です!


久松さん、イクさん、ナオさん、kasugaiが完成したら、やさいの森にもぜひぜひ遊びに来て下さいね。

久松さんと

愛の花

佐久のわかばです。

毎日愛のお茶を入れている時かんがしあわせ。

たんぽぽをみつけた時がしあわせ。

いんげんの花、ズッキーニの花が愛しいと感じている時がしあわせ。

いっぱいいっぱい笑っている時がしあわせ。

みんなが大すき。

やっと見つけた大切な居場所。

「愛の花を咲かす。」

本物の愛の花を咲かすまであきらめない。アンパンマン

恋するホウレン草

はじめまして 
しまちゃんです。


やさいの森のメンバーとして活動しています。

今日は、ホウレン草の糖度測定をしました。


やさいの森のホウレン草。

恋するホウレン草


なんと!糖度14!

根っこは、糖度16でした!!!


 
身近な食材の糖度を紹介すると、リンゴのサン富士が糖度14~16。

リンゴくらい、甘~いホウレン草なんです。


何でこんなに甘いのかって?

ホウレン草も恋してるんですかね(笑)。
ふふふ♪

甘~い 甘い
恋するホウレン草!

これを食べると、思わず笑顔になっちゃう。

フシギなパワーがあるんです。

きっとこれから 私たちのかすがいになってくれるでしょう。







昨日意見発表した内容

みなさん、こんにちは!
佐久市協和の石川徹と申します。
私は宮城県出身です。2005年春、それまで長野県内で2年間の農業研修をしていた私と、宮城県での生活を引き払ってやってきた両親が合流し、旧望月町の長者原に50aほど の畑をかりて新規就農しました。野菜の無農薬無化学肥料栽培に取り組んでおります。

本日は私の今までの取り組みとこれから考えている夢というテーマで意見発表させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

今年で新規就農5年目になりますが、今振り返ってみると、初期は色々と苦労に絶えませんでした。

特に一年目は試行錯誤の連続でした。今でこそ、うちは野菜に無農薬無化学肥料栽培という付加価値をつけて生協などの契約販売先に出荷する形を確立していますが、その当 時は、十分な売り先がなく、とりあえず作りたい野菜を幅広く少量ずつ作って、できたものを直売所などに持っていく場当たり的なやり方が主流でし た。畑にあるものを何とか売りさばくために、売れる値段に下げて…というまさに安売り競争の悪循環を自ら招いていました。

そんなこんなで1年目のシーズンが終わり、まともに休みもとらず働いているのに、結局十分な収入に結びつかず、経済的に余裕がなく、こういう農業が続いたら身がもたな いないなという危機感を強く感じました。
しかしその一方で、新しい色んなことにもチャレンジしようという前向きで柔軟な発想も失っていませんでした。

それを特徴付けると思うのが農閑期である冬の過ごし方です。もちろん必要があれば生活のためのアルバイトをしますが、それ以外では、営業活動を行い取引先に積極的に販売計画を持ちか けたり、各種勉強会に参加したり、県外の先進農家に研修や視察に行ったり、年によっては理想の暮らしを考える材料としてオーストラリアの農村コミュニティなどに約1ヶ 月間ファームステイしたこともありました。

夏は農作業に打ち込むことだけで精一杯で、なかなかゆっくり考えを巡らす余裕はありませんが、逆に冬に、一年間の反省材料を掘り起こし、しっかり検証して、改善策を打ち出し、翌年につなげる。
このスパイラルこそが農業者として年々成長していく上でとても重要なポイントだと私は考えます。

経営の合理化を進めた結果、3年目からは、夏のいんげん、ズッキーニ、そしてその前後のほうれん草を主軸に据えた上で、その他少量多品目野菜を作る体系に変わり ました。この場合、労働力は春秋は家族で賄えますが、夏は収穫するための人手が足りませんので、外部から確保する必要がありました。

そこでうちでは、ボラバイトというしくみを活用しました。
ボラバイトとはボランティアとアルバイトの中間的な概念を表す造語で、お金が第一の目的ではなく、農業に興味を持っていたり、何かしらの社会貢献をしたいなどという思いを 持った人がやってきて、農作業に参加するしくみです。インターネット上での募集となり、県外各地から主に10代から30代の方々の申し込みがありました。

ここでのポイントは彼らにとってお金が第一の目的ではないということです。それは当然、こちらとしてみれば人件費の削減(さくげん)につながります。しかし、何より素晴らしいのは、本人たちが農家のありのままの暮らしというものに新鮮な価値を見出してくれ、その生活を楽しみ、献身的に参加してくれるということです。
ここ3年間でうちに来てくれたボラバイターの方々は本当によくやってくれました。

彼らの手助けのおかげもあり、畑の規模も50aから160aまで増え、夏の最盛期ではいんげんで日量およそ100キロ、ズッキーニで日量500本くらいの収穫規模まで拡大 しました。

そして今年も入れ替わり立ち替わり10人ほどのボラバイターたちに来てもらいましたが、その中には、私たちとビジョンを共有し一緒に新しい農業を作り上げて行きたいと いう仲間も何人か現れました。彼らとはスタッフや研修生として来年以降も共に歩んで行きたいと思っています。

そして私の中では以前から温めてきた構想をいよいよ実行に移す時が来たなという手応えを感じています。

私はそれを「やさいの森プロジェクト」と名づけました。耕作放棄地を砂漠に見立てて、土壌分析に基づいた施肥設計を行い、また堆肥や緑肥を活用するなど土作りをしっか り行った上で、やさいの種をまき、苗を植え、それを生産性の高い状態、つまり「やさいの森」に育て上げるという主旨のプロジェクトです。
そしてそのための拠点として、春日温泉の近くに農業複合施設を造る計画を進めています。来年の一月からの着工を目標としています。

複合施設の目的は、第一に農作業に参加するスタッフたちの宿泊施設として、第二に野菜を買ってくれるお客さんに、私たちの取り組みに対する理解・つなが りを深めてもらう場所として、第三に、施設の一部に直売コーナーを設けて、春日温泉に来ているお客さんが、ふらっと気軽に立ち寄れる場所としても活用したいと 思っています。
またゆくゆくは温泉施設と手を組んで、収穫体験付き宿泊プランなども提案して、一緒に春日を盛り上げていけたらという思いもあります。
まだ挙げればきりがないのですがそんな様々な思いが込められています。

またこれからは多品目野菜の個人宅配にも力を入れて行きたいと考えています。
目指す方向として、野菜そのものを販売するだけではなく、時にお客さんに農業体験に来てもらい、私たちの取り組んでいるストーリーを共有してもらい、そのことによって お客さんがファンになってくれ、私たちに思い入れを持っていただける、そんな関係作りをしながら野菜の提供をできたらと思っています。

これからも夢の実現に向けて、いいと思うものを柔軟に取り入れて、仲間と共に日々精進していきたいと思います。

それでは最後になりますが、研修時代から今まで、未熟な私を支援して、支えて下さった、就農コーディネーターや普及センターの皆さん、先輩農家の皆さん、その他にもい ろいろなつながりのある皆さんにこの場を借りて感謝の気持ちをお伝えして、この意見発表を締めくくらせて頂きたいと思います。
皆さん、本当にどうもありがとうございました。

石川 徹

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